最近、CMでもよく見かけるJimdo(ジンドゥー)、先日、Jimdoで制作されたサイトのカスタマイズ案件を受ける事になったのですが、やってみて分かった4つの大きな「罠」をご紹介したいと思います。これからJimdoのカスタマイズを始める方(特にweb製作者の方)の手助けになれば幸いです。
ちなみに下記は全てJimdoで用意されている基本テンプレート(2015年8月リニューアル以降)を使う場合に発生する「罠」です。
(もし、間違いや回避方法がありましたら、ご指摘いただけますと幸いです。)
背景画像(cssのbackgroundで設定するもの)が使えない
カスタマイズをするにあたってこれは大きい!
基本テンプレートを使う場合、管理画面から画像をアップロードできるのはimgタグとして配置する画像と、bodyタグの背景画像として配置するものだけです。
この罠1つだけで基本テンプレートを使う気が失せますね。。。
backgroundで背景画像を扱うなら独自レイアウトを使いましょう。(ほとんどの場合がこれに該当すると思いますが…笑)
Retinaディスプレイ対応が不可
これは独自テンプレートでも起こりうることなのですが、Retinaディスプレイに対応する場合、普通のディスプレイに対して例えば、横500px × 縦200pxで画像を配置した場合、縦横2倍サイズの横1000px × 400pxの画像を用意し、配置時に横500px × 縦200pxで表示するようにします。
しかし、これがJimdoの管理画面から画像を配置すると、なぜか画像が「500px × 200pxサイズのものとして加工された状態」で表示され、結果としてRetinaディスプレイではボヤけます。Jimdoヒドい…。
独自テンプレートであればhtmlタグでなんとかできる(基本テンプレートでもhtmlタグは書けるが、画像アップロードができない…)が、基本テンプレートの場合はどうしようもありません。Retina対応する場合は独自テンプレートにしましょう。
「ブログ」は2カラムレイアウトでは使えない
Jimdoには新着情報などを「ブログ」機能として簡単に表示できるようになっていますが、基本機能として用意されているカラム分けの機能を利用し、分けたカラムの中に「ブログ」を設置しようとするとなぜか設置ができません。。。
この謎仕様はなんなのでしょうか。ヒドいJimdo…。
グローバルナビゲーションのテキストに画像が使えない
グローバルナビゲーションに表示するテキストとして、「ホーム」と「HOME」など、日本語と英語を1つの画像にしたものを配置している事も多いかと思いますが、Jimdoのグローバルナビには画像が使えません。ヒドいJimdo…。
独自テンプレートであれば自作する事も可能ではあるのですが、Jimdo独自のグローバルナビゲーションの簡易的な管理機能を使えなくなるというジレンマもあります。
結論
ここまで読んでいただけるとお分かりいただけたかと思いますが、結論としましては、がっつりカスタマイズするなら間違い無く「独自テンプレート」を使いましょうという事ですね。基本テンプレートで、あれできない?これできない?と悩む時間がもったいないです。時と場合によってはJimdoを使う事さえも考えた方がよいですね、気をつけましょう!